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2023/01/26 銀粘土のリングとSou.のリングの違い

こんにちは、Sou.jewelryです。

先日は、交通機関が麻痺したり、高速道路が通れなかったりと大変な1日でしたね。山間部ではまだ積もっている場所もあるとか…。お読みくださっている方々の生活に支障がなければいいな…と願うばかりです。

先週ご来店くださったお客様(Instagram)とお話の中で、銀粘土で作った指輪が壊れてしまったというお話があったので、今日はそのお話を少し深掘りしようかと思います。

銀粘土アートクレイシルバー公式サイト 様より引用

▷そもそも銀粘土ってなに?
手作りがお好きな方なら一度はご覧になったことがある!という方もいらっしゃるかもしれませんね。
銀粘土(アートクレイシルバーとも呼ばれています)とは、純銀99.9%を粘土状にした素材で、こねたり指先や道具で成型したあと、乾燥や修正、焼成などの手順を経て、アクセサリーを作ることのできる素材です。また、Amazonや楽天市場などでも購入することができるため、手軽に制作ができます。
しかし、純銀をくっつけている部分の粘土が焼けてなくなった場所に、目に見えないサイズで微細な空洞ができてしまうため、デザインによっては不向きで、ジュエリーに使われるシルバーよりも脆さを感じてしまうことがあります。

▷じゃあSou.のシルバーリングは?
一般的なジュエリーブランドで使われているものと同じ、シルバー925(きゅーにーご)です。成分は、92.5%が純銀、残りの7.5%が銅や真鍮などです。この925は、純銀よりも硬く、純銀と同じくらいに鏡面に仕上げられる素材です。すでに素材として板や棒状になっているものを加工する(鍛造:たんぞう)こともあれば、ワックスと呼ばれるロウソクのような素材を削って原型とし、その型にシルバー925になるよう調整した素材を流し込んで形作っていく(鋳造:ちゅうぞう)という作り方もあります。

曲げたり、くっつけたり、装飾するのには様々な技術も必要なので、こちらの素材はどちらかというと、プロ〜セミプロ向きだと思ってもらうといいかもしれません。

Sou.でのリング作りに限定して言えば、うちではこのシルバー925を、先にリング状にしたものをお客様自身でハンマーを使って叩いていただいているので、完成したリングは棒状にしたシルバーをリング型にしただけの状態よりも、さらに硬さが増していると想像していただくといいかなと思います。

とはいえ、どちらの素材も磨き上げるとかなりツヤツヤになり、簡単には見分けがつかなくなりますし、どちらの素材が良い・優れている、といったものではありません。

「粘土状の方が作りたい形を再現しやすい!」という場合もあるので、今後もしアクセサリーを手作りしてみたいなという方は参考にしてみてください。

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